2018年末あたりよりずぶずぶと沼にハマってしまった版権、「薬屋のひとりごと」より、
主人公の「猫猫(マオマオ)」ちゃんを描いてみましたー!


ブログ記事とだいぶかぶりますが、一応この版権にハマったきっかけをここでも書いておきます。
こちらの版権は、webサイト「小説家になろう」にて公開された小説がおおもとです。
素敵な原作さまページはこちら。 随時更新されております、ここ最近の一番の楽しみですハイ。
その「web版小説」から始まり、それが販売されるにあたって大幅加筆修正がなされた「書籍版小説」があり、
さらにそれを原作とした「コミカライズ」があります。
しかもそのコミカライズは2種類発売されており、私はねこクラゲ先生画のほうを購入しております。

まず、ファーストコンタクトは本屋でぶらぶら歩いていたところ、上記コミカライズの表紙が目に留まったときです。
第一話だけ立ち読みできる形だったので読んでみる・・・お、面白い!!
んで、原作が小説であること、しかも無料で公開されていると知り、それを読破。 もうここでハマってますね。
読み終わって満足していると、とあるサイトで「web版と書籍版に違いがある」と聞き、もういてもたってもいられず。
艦これでお世話になってるDMMがちょうどよく電子書籍ポイント50%還元セールを行っていたのも相まって、
書籍版7巻(当時)、コミカライズ3巻(当時)を購入し・・・もう何周も読んでいる今日この頃です、(長い
この絵を描いた2019年4月では両方とも1巻ずつ増えたので、現在は書籍版8巻、コミカライズ4巻が発売されています。


もうですね、web版と書籍版はおおまかな流れは確かに同じなのですがまったくの別物ととらえて差し支えない!!
なんといっても読者サービスともいえる「壬氏(じんし)」さまと猫猫ちゃんの絡みの甘さがまっっったく別格なのです。
詳しいことは申し上げられませんが、web版を甘さ0〜1の中に4くらいの甘さが急に顔を出してきて悶絶する、と例えますと・・・
書籍版は甘さ5〜6の中に石つぶてのように9〜10の甘さがガツン、ガツンと懐に飛び込んでくる・・・伝わります?笑
初見の際は思い出しにやけがひどかったです。
web版では猫猫ちゃんと壬氏さまが別行動を取っていた部分も、書籍版では一緒に行動してたり。 とにかく微笑ましい。
なので書籍版はとろけてしまうほどお二人の絡みが尊い感じです。

ですが私はweb版もかなり好きです。
特に猫猫ちゃんが自分の体質を利用して怪しい人物をあぶりだす場面や、とある窮地を脱出する場面などなど・・・。
全体的にweb版はあっさりしている分、かなり殺伐とした部分もある印象ですね。
壬氏さまの絡みも、なんというかこっちは中学生を見ているかのような甘酸っぱさ。笑 繰り返しますがこちらも大好きです。
もうこの8巻で書籍版がweb版の内容に追いついてしまったようなのでweb版の更新はもうないかと思っていたのですが、
その予想を裏切ってくださり、web版と書籍版の違いを楽しむことが今後もできそうで嬉しい限りです。



・・・そろそろ絵の話に入りましょうか。汗
絵のタイトル「ねこあし」は、カタバミの別名とのことです。
道端で見かけるハートの形をした葉っぱが3枚ついてる草・・・私はこの草がクローバーだと長年勘違いしておりました。
んでもって、このねこあしは作中よく猫猫ちゃんが例えられる植物です。
「素朴」「地味」「そのへんにいっぱいある」とかそんな意味だと思うのですが、結構キュートな草だと思うんですよね。
割と身内の人物がこの例えを使うイメージなので、きっとみんな心の中では猫猫ちゃんが可愛くてしゃーないんだと思います。

ねこあし、という響きが面白いと思ったので無理矢理トリプルミーニングな絵にしました。
まず、先述した「ねこあし」。
次に「猫猫」ちゃん・・・の足、「ねこあし」。 手前の赤っぽい部分ですね、ロングスカートです。
そして作中登場する「猫」毛毛(マオマオ)・・・の足、「ねこあし」。  ひどい。
あ、そうそう。猫と名前の読みが一緒で、からかわれてるんですよめちゃくちゃ可愛くないですか猫猫ちゃん! 名前からして!!
ちなみに毛毛は小説挿絵ではほっそりした美猫なのですが、この絵では私の好みでだいぶでっぷりしてます。笑

塗り方は、過去にあまりやったことのない方法をとってます。水彩メイン。
なんか袖部分がうまく描けなかったので、ねこあしを大量発生させてごまかしてます。(小声
あ、あと余白を埋めるアイデアがなかったので白枠で絵の面積自体を減らしてます。(超小声
背景は猫猫ちゃんの目元大写しに、なんか色を適当に。 意外と綺麗に収まってよかったです。
全体的に影もツヤも最低限にとどめ、スッキリした印象になるように塗りました。
小説挿絵の猫猫ちゃん(しのとうこ先生画)をイメージしています。
・・・ちなみに後から気づきましたが、ちょっとだけ猫猫ちゃんの髪型間違えてます。あちゃー。



だ、だいぶ語りました・・・。絵自体はそんなに時間かかってないんですが。
この「薬屋のひとりごと」をブログで語りたいと前々から思っておりましたが、「せっかくだし絵も添えよう!」と思ってしまい、
絵が描き終わってようやく語れるという勢いの文な気がします。汗

カテゴリもつくりましたし、今後もファンアート描いていきたい版権です!